明かりにこだわってみる
おしゃれで快適な家にするのであれば、一室一灯型の明かりプランをやめてみてはいかがでしょうか。必要な場所に必要な明かりを持ってくる、一室多灯型のプランがおすすめです。多灯型の場合、ダイニングテーブルの上やリビングテーブルの上など、作業をする場所にピンポンとで明かりを配置し、その他は、必要な場所や、壁面などを照らしていきます。当然ながら、部屋の中央にシーリングをどんと付けるプラントは異なり、場所によって明かりのムラができ、陰影がはっきり出てくるようになります。そして、その明かりのムラや陰影が、落ち着く空間にしてくれるのです。また、多灯型の場合は、ダウンライトやペンダント、ブラケットなど、様々な種類の照明を組み合わせていくため、照明器具のデザインをこだわって、空間のアクセントにすることもできます。
フェイクではなく本物を使用してみる
建築素材の中には、ウッド調やタイル調のビニルクロスや、シートなどがたくさん存在します。技術もどんどん進歩していき、パッと見ただけでは、本物かどうかわからないものも色々と出てくるようになりました。しかしながら、フェイクのものを使うよりも、やはり本物を使用する方が、おしゃれで快適な家に近づきます。本物には、フェイクにはない香り、温度などが存在します。そして、やはり本物だけが持つ凹凸から、素材感などを感じることができるからです。木材の場合は、素材自体に調湿作用があるため、空間を快適なものにすることもできます。とはいうものの、やはり本物を使用するにはコストがかかります。そのような場合には、ニッチの中や、テレビを設置する壁など、ポイントになる壁にだけ木材やタイルを貼るのも、一つの方法です。
ローコスト住宅は、モダンなものやスタイリッシュなものまで自由にデザインを決めることもできるので、理想的な暮らしが実現します。